トゲトゲした鋸歯が特徴のアガベチタノタ。とてもカッコよく、人気の多肉植物です。
購入してみたけど育て方が分からない・・・
購入したいけどうまく育てられるか不安・・・
そのお悩み、解決します!
アガベはこの記事を参考にしていただければ、それほど難しくないです!
この記事では屋内で管理しているアガベチタノタの育て方をまとめました。
実際に僕が実践しているやり方で、元気に育っているのでぜひご参考にしてください。
アガベチタノタとは?
アガベチタノタ(Agave titanota)とは、多肉植物の一種で、主にメキシコ原産のキジカクシ科リュウゼツラン属の植物です。
ロゼット状の葉を持ち、独特の外観を持っています。
現地では乾燥した砂漠や岩の多い地形に生育し、乾燥にはすごく強いです。
成熟すると、高さが約30〜60センチメートル、葉の長さは約30〜50センチメートル程度になることがあります。
葉は灰緑色をしていて、表面にはトゲがあります。
また花が咲くのは100年に一度だけとも言われていて、一生の間に咲くのはたった一度だけだそうです。
アガベの開花はとても珍しく、開花したあと株は枯れてしまうと言われています。
一般に観葉植物として育てていて開花することはほぼないと思います
育成環境紹介
僕が育てている環境を紹介します。
室内で7:00~19:00まで植物育成ライトを当てていて
サーキュレーターは24時間、微風で当てています。
植物とライトの距離は30cmくらいで、だいたい3万ルクスほどで照射しています。
直射日光に当ててOKです
ガンガン日光に当てましょう。
室内で直射日光の当たる場所がある場合はそこにおいて大丈夫ですが
日が当たる時間が限られていると思うので、おすすめは育成ライトです。
僕はライトから30cmくらいの距離に置いていて、結構近くても大丈夫です。
ただ、西日には気をつけましょう。
どの植物にも言えますが、葉焼けする可能性があります。
こちらは僕が実際に使っているライトとアームです。
アームは、スタンド型とクランプ型どちらにも対応しているので設置に困らないと思います。
水は週2回くらいで大丈夫!
水は土が乾いたらたっぷりあげましょう。
小さい株はどんどん水やりしてOKで、土の表面が乾いたら水やりのサインです。
水捌けの良い土を使っている場合は腰水でも良いくらいです
小さい株に関してはたくさん水やりすると早く成長しますが
締まった株を作りたい方は、ある程度大きくなったら水やりを抑えて伸びすぎないようにします。
大きい株は1ヶ月から2ヶ月くらいに1回で大丈夫です。
水が少なすぎると赤くなったりシワシワになる(寒すぎる場合も赤くなる)ことがありますが
大きい株は半年くらい水やりしなくても生きると言われていますので
水が少なすぎて枯れるということはほぼないと思います。
生命力にびっくりです。
少なくとも外側の葉の付け根あたりにシワが出てきたら水が足りないサインですので
シワを発見したら水やりしましょう。
葉が赤くなった場合の対処法はこちらの記事で紹介しています。
環境に合った用土を使いましょう
用土は生産者さんによって考えが異なり、正解はないかと思います。
つまり環境によって変わるということですね。
個人的には室内であれば排水性を重視した方が良いと思っていて
すぐ乾かして水やり、すぐ乾かして水やりを繰り返した方が、根腐れを防げて良いと考えています。
僕は小粒・硬質の赤玉土:3、小粒の軽石:7くらいで育てています。
風通しを良くしよう
風通しは良い方が土の乾きが良くなりますので、根腐れ防止になります。
室内では空気の流れが悪くなるのでサーキュレーターを当てましょう。
葉っぱの周りの空気を循環させることで、蒸散が促され、水を吸い上げるので土の乾きも早くなるということです。
また、植物には多少のストレスがあった方が成長を促せます。
風通しを良くするのはどの植物にも言えることなので
サーキュレーターを用意することをオススメします!
僕が使っているサーキュレーターです。
充電式で置き、壁掛け、クリップで挟むことが可能なので置き場所には困らないです。
僕は常に電源に接続して24時間回してます。
増やし方
子株が出てきたら取って、植えることができます。
親株の栄養を吸いながら成長するので、早く取りすぎると成長が遅いことがあります。
また根が張ってから取ったほうが植え替えてから成長しやすいです。
しかし、親株の形が悪くなるようでしたらすぐに取った方が良いです。
早く取ると多少リスクはありますが、しっかり発根管理ができていれば発根してくれます。
まとめ:アガベチタノタの育て方
- 直射日光OK
- 水は土が乾いたらたっぷり。株の大きさによって調節は必要です!
- 用土は個人的に乾きやすい方が良い。
- 風通しを良くしましょう。
- 子株が取れることも!
アガベチタノタは強い植物なのでたくさん日(ライト)に当て、
水は小さい株はどんどん、大きい株も最悪あげなくても枯れることはないので
調整しながらあげていれば元気に育つと思います。
個体によって鋸歯の形が違ったり、葉に斑が入っていたり、葉の色が違ったり様々ですので
お好みの株を見つけて育ててみましょう!
今回は初心者向けにアガベチタノタの育て方を紹介しました。
この記事をきっかけに魅力に気づいていただけると嬉しいです。