育成方法 観葉植物

【室内】アデニウムの育て方|水やり・用土・冬越しまで解説

2024年6月28日

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砂漠のバラと呼ばれるアデニウム。
ぷっくりした幹に惹かれて買ったけど、育て方が分からない・・・
室内でも育てられるのかな?

そのお悩み、解決します!

この記事では、アデニウムの育て方を置き場所・水やり・用土・植え替えまで一通り解説します。

僕自身が室内の育成ライト環境でアラビカムを管理している実体験がベースです。
これからアデニウムを育てる方は、ぜひ参考にしてみてください!

アデニウムの基本情報

アデニウムはキョウチクトウ科の塊根(かいこん)植物です。

  • 別名「砂漠のバラ」。赤い花が咲きます
  • 幹(塊根部)に水を貯めるので乾燥に強い
  • 株が大きくなるほど花が咲きやすい

乾燥地帯出身なので、日本で育てるポイントは「たっぷりの光」と「冬の寒さ対策」の2つに絞られます。
逆にこの2つさえ押さえれば、初心者でも育てやすい植物です。

僕の育成環境

まず、僕が実際にアラビカムを育てている環境を紹介します。

  • 室内管理。育成ライトで3〜4万ルクスを毎日照射
  • ライトの光量は年間を通して同じ
  • サーキュレーターを24時間稼働
  • 冬は室温が10℃以下にならないように調整

「3〜4万ルクスってどのくらい?」という方は、照度計で測るのが確実です。
明るさの数値化はこちらの記事で解説しています。

置き場所・日当たり

春〜秋はとにかく光をたっぷり

アデニウムは強い光が大好きです。
屋外なら直射日光に当ててOK。室内なら育成ライトでしっかり光量を確保します。

ただし、いきなり強い光に当てるのはNGです。

僕は暗めに管理していた株を急に強い育成ライトに当てて、葉焼けさせたことがあります。
徐々に明るい場所へ移して慣らせば、かなり強めの光でも葉焼けしません。
実際にいまも強めの光を当てていますが、葉焼けなしで枝の間隔が詰まった株に育っています。

僕が実際に使っているライトとアームはこちらです。

ライト

アーム

直射日光の管理はこちらで詳しく解説しています。

冬は10℃を目安に室内へ

アデニウムは寒さに弱く、冬の管理が一番の山場です。

僕は基本的に室内管理で、冬は室温を10℃以下にしないよう調整しています。
外で管理している方は、最低気温が10℃を下回る前に室内の日当たりのいい場所へ取り込んでください。

気温が10℃以上あっても、冷たい風に当たると株が弱ることがあります。
窓際の冷気やベランダの風には注意しましょう。

水やりのポイント

生育期(春〜秋)は乾いたらたっぷり

土が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷりあげます。

タイミングは夕方がベストです。
アデニウムは夕方から夜にかけて活動するので、水を吸い上げやすくなります。

冬は断水でOK

葉が落ちたら休眠のサインです。
休眠中は水を吸わないので、水やりは必要ありません。

「水をあげなくて枯れない?」と不安になりますよね。
アデニウムは幹に水を貯めているので、断水しても冬を越せます。

春の再開は少しずつ

無事に越冬すると、春先に葉が出てきます。
葉が出たら、様子を見ながら少しずつ水やりを再開してください。

ここでいきなりドバドバあげると根腐れの原因になります。
逆に、生育期に入ってからの水のあげ忘れも要注意です。
僕は夏の水切れで幹をぷよぷよにさせた失敗があります。

幹が柔らかくなったときの見分け方と対処は、こちらにまとめました。

土と鉢の選び方

僕の用土は赤玉土と軽石が1対1

僕は極小粒の赤玉土と軽石を1対1くらいで混ぜています。

サボテン用の土だと、アデニウムには水はけが良すぎます。
排水性が良すぎず、ほどよく保水性がある配合がちょうどいいです。

配合が面倒な方は、観葉植物用の培養土にパーライトを1割ほど混ぜる方法でも育てられます。

僕は使用している土はこちら。
硬質赤玉土・桐生砂・ひゅうが土が配合されているので、そのまま使えます。

おすすめの用土

鉢は幹より一回り大きいくらい

鉢のサイズは幹より一回り大きい程度にしてください。

鉢が大きすぎると土がなかなか乾かず、根腐れの原因になります。
乾き気味の管理が苦手な方は、通気性のいい素焼き鉢を選ぶと失敗しにくいです。

肥料について

アデニウムは肥料がなくても育ちます。

あげる場合は生育期のみ。
月1回程度の液肥か、春に緩効性化成肥料を少なめに与えると花付きが良くなります。

冬は休眠しているので、肥料は不要です。
弱った株への肥料も逆効果なのでやめておきましょう。

植え替えの時期と方法

植え替えは4〜5月の暖かい時期に行います。

アデニウムは細い根が切れても大丈夫なので、神経質にならなくてOKです。
古い土を落として、一回り大きい鉢か同じサイズの鉢に新しい土で植え直します。

梅雨どきや寒い時期の植え替えは、株への負担が大きいので避けてください。

害虫対策

アデニウムに付きやすい害虫は季節で変わります。

  • 夏: ハダニ
  • 冬: カイガラムシ

予防には葉水(はみず)が有効です。
ただし冬の葉水は株が冷えるので避けてください。

冬に害虫が出た場合は、どうせ落葉する時期なので深追いしなくて大丈夫です。
気になるなら、その日のうちに乾く程度に害虫駆除剤を散布します。

よくあるQ&A

Q: 幹を太くするには?

剪定(せんてい)が一番効きます。

剪定せずに育てると幹がひょろひょろ伸びて、根元はなかなか太くなりません。

5〜8月の暖かい時期に、根元の膨らみの少し上で幹や枝を切ります。

枝数を減らすと根元に栄養が回り、太りやすくなります。

切り口から出る樹液に触れると手がかぶれるので、剪定のときは手袋をしてください。

詳しいタイミングと手順はこちらです。

Q: 挿し木で増やせる?

増やせますが、挿し木の株は幹が太りづらいです。

剪定で切った枝をそのまま挿し木にできます。
太い幹を楽しむというより、コンパクトな盆栽のように楽しむのがおすすめです。

Q: 幹がぶよぶよになってきた

原因は根腐れ・水切れ・寒さの3つです。

完全にぶよぶよまで進むと復活が難しいので、早めの対処が肝心です。
見分け方と原因別の対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Q: 花が咲かない

チェックするのは日照・気温・肥料の3つです。

ポイント

  • 日照不足: 生育期にたっぷり光を当てる
  • 気温: 開花は最低気温20℃以上のとき。日本では夏がメイン
  • 肥料切れ: 春にリン酸多めの緩効性肥料を少量

Q: タコ足仕立てにするには?

植え替えのときに、根の分かれ目を地上に出して植えるだけです。

株が不安定なときは、紐などで鉢に固定してください。
根が張れば安定します。

まとめ:光と冬越しを押さえれば難しくありません

  • 生育期はたっぷりの光。ただし強い光には徐々に慣らす
  • 水やりは「生育期は乾いたら夕方たっぷり・冬は断水・春は少しずつ再開」
  • 用土は赤玉土と軽石1対1。鉢は幹より一回り大きい程度
  • 冬は10℃を目安に室内へ。冷たい風にも注意
  • 幹を太くしたいなら5〜8月に剪定

アデニウムは幹に水を貯えているぶん、多少の管理ミスには耐えてくれます。
まずは光と冬越しの2つから押さえていきましょう!

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