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【もう枯らさない】「鉄甲丸 難しい」を卒業する5つのルール

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「鉄甲丸 難しい」を卒業する5つのルール

独特な形がかっこいい鉄甲丸(てっこうまる)、育ててみたいけど

難しいって聞くし…

前に育ててみたけど、すぐに枯らしてしまった…


そんな風に思っていませんか?

確かに、鉄甲丸は少し変わった性質を持つ植物です。

コツを知らないと「鉄甲丸...難しい…」と感じてしまうかもしれません。

でも、大丈夫です!

鉄甲丸が元気に育つには、いくつかの大切なルールがあります。

この記事では、その中でも特に重要な「5つのルール」

初心者にも分かるように丁寧に解説していきます。

この5つのルールを守れば、あなたも「鉄甲丸=難しい」のイメージを払拭して

ユニークな姿を長く楽しめるようになりますよ!

鉄甲丸

水やりはメリハリが命!

鉄甲丸を育てて一番失敗しやすいのが水やりです。

水のあげすぎは、枯れる大きな原因となります。

鉄甲丸は、体のなかに水をためるのが得意な植物です。

いつも土が湿っていると、根が息できなくなって腐ってしまう(根腐れ:ねぐされ)恐れがあります。

そのため乾く時間と、たっぷり水をもらう時間のメリハリが大切です。

では具体的にどうすれば良いのでしょうか?

基本のタイミング

土の表面だけでなく、中までしっかり乾いていることを確認してから水を与えます。

指で土を触ってみたり、鉢を持ち上げて軽さを確かめたりすると分かりやすいです。

また竹串などを土に刺して、土が付いてこなければ乾いているサインです。

竹串を刺す時は根を傷つけないように気をつけてください!

水の量

水をあげるときは、鉢の底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えてください。

少しずつ何度もあげるのは、土の中がずっと湿った状態になりやすいので避けましょう。

季節ごとの注意

  • 春・秋(成長期):
    土が乾いたら、上記の方法で水を与えます。
    比較的、水の頻度は多くなります。
  • 夏(休眠期かも):
    暑すぎると成長が止まることがあります。
    水の吸い上げも鈍るので、少し控えめに。
    土が乾いてから数日待って与えるくらいでも大丈夫なので蒸れに注意しましょう。
  • 冬(休眠期):
    寒くなると成長を止めます。
    水はほとんど必要ありません。
    月に1回程度、土がカラカラになりすぎないように少しだけ湿らす程度にしましょう。
    凍結にも注意してくださいね!

水やりは土がしっかり乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりとが鉄則です!

このメリハリを意識するだけで、「鉄甲丸=難しい」の大きな原因を1つクリアできます。

② 太陽大好き!置き場所を考えよう

鉄甲丸は、太陽の光が大好きな植物です。

どこに置くかで、元気さが大きく変わってきます。

もともと、日当たりの良い場所で育つ植物です。

光が足りないと、ひょろひょろと弱々しく伸びてしまったり(徒長:とちょう)、

特徴的なパイナップルのような形が崩れてしまったりするかもしれません。

健康に、かっこよく育つためには、十分な光が必要なのです。

どんな場所が良いか、具体的に見ていきましょう。

  • 理想的な場所:
    • 春・秋: レースのカーテン越しなど、柔らかい日差しが長時間当たる場所がベスト。
    • 夏: 直射日光が強すぎると葉焼けすることがあります。少し日陰になる場所や、遮光ネットなどで光を和らげてあげると安心です。
    • 冬: 窓際の暖かい場所で、できるだけ日光に当ててあげましょう。ただし、夜は窓際が冷え込むので、部屋の中央などに移動させると良いでしょう。
  • 避けたい場所:
    • 暗い室内: 光がほとんど届かない場所では、元気に育ちません。
    • エアコンの風が直接当たる場所: 乾燥しすぎたり、急な温度変化で弱ったりする可能性があります。
    • 一日中、強い直射日光が当たる場所(特に真夏): 葉焼けの原因になります。
  • 風通しも大切!:
    • じめじめした環境は苦手です。空気がよく通る場所に置いてあげると、病気や害虫の予防にもなります。

鉄甲丸が喜ぶ「明るくて風通しの良い場所」を見つけてあげましょう!

適切な置き場所を選ぶことで、元気に育ってくれます。

③ 保水性の高い土は苦手!水はけ一番

鉄甲丸を植える土は、「水はけの良さ」が何よりも重要です。

普通の草花用の土では、根腐れの原因になります。

水やりの項目でも説明しましたが、鉄甲丸は根が常に湿っている状態を嫌います。

水はけの悪い土を使うと、水をあげた後、土の中に水分が長く留まってしまい

根が呼吸できずに腐ってしまうリスクが高まるからです。

では、どんな土を用意すれば良いのでしょうか?

おすすめの土

市販のサボテン・多肉植物用の土を使うのが一番手軽で安心です。

これを使っていれば間違いないです!

多肉植物用の土

自分で作る場合

赤玉土(小粒)5:軽石(小粒)4:くん炭1

避けるべき土

  • 普通の培養土や畑の土:
    水持ちが良すぎるため、鉄甲丸には向きません。
    使う場合は、軽石などをたくさん混ぜて、水はけを良くする必要があります。
  • 水はけが悪いと感じたら:
    もし使っている土の水はけが悪いと感じたら、迷わず水はけの良い土に植え替えましょう。

鉢底石も忘れずに!

鉢の底には、鉢底石(大きめの軽石など)を敷きましょう。

これにより、さらに水はけが良くなり、鉢底の穴から土が流れ出るのを防げます。

ポイントは根っこが気持ちよく呼吸できる「水はけの良い土」を選ぶこと。

これが根腐れを防止になります!

④ 季節を感じて!温度管理のコツ

鉄甲丸は、日本の四季に合わせてお世話の仕方を変える必要があります。

特に温度に気を配ることが大切です。

鉄甲丸には、活発に成長する時期(成長期)と、お休みする時期(休眠期)があります。

そのサイクルは、主に気温によって左右されます。

季節ごとの状態に合わせてお世話をしないと、元気に育たなかったり

枯れてしまったりする原因になります。

季節ごとの温度管理とお世話のポイントを見てみましょう。

お世話のポイント

春(成長期)

  • 温度: 過ごしやすい気温(15℃~25℃くらい)で、成長を始めます。
  • お世話: 土が乾いたらたっぷり水を与えます。新しい葉が出てくる時期です。植え替えもこの時期が適しています。

夏(成長期 or 休眠期)

  • 温度: 暑すぎると(30℃以上が続くなど)成長が鈍ったり、休眠したりすることがあります。
  • お世話: 水やりは、土の乾き具合をよく見て、少し控えめに。特に暑い日中の水やりは避け、夕方に与えるのがおすすめです。蒸れに注意し、風通しの良い場所に置きましょう。

秋(成長期)

  • 温度: 再び過ごしやすい気温になり、元気に成長します。
  • お世話: 春と同じように、土が乾いたらたっぷり水を与えます。冬に備えて体力をつける時期です。

冬(休眠期)

  • 温度: 寒くなると成長を止め、休眠に入ります。寒さには比較的強いですが、霜や凍結は絶対に避けましょう。最低でも5℃以上、できれば10℃以上を保てる室内に入れるのが安全です。
  • お世話: 水やりはほとんど必要ありません。月に1~2回、土が完全にカラカラにならない程度に、暖かい日の午前中に少量与える程度にします。

鉄甲丸の季節のリズムに合わせて、温度管理と水やりの頻度を調整しましょう。

一年中同じお世話ではなく、メリハリをつけることがコツです!

⑤ よく見てあげて!小さな変化がサイン

毎日少しでも鉄甲丸の様子を観察する習慣をつけることが、元気に育てるための隠れた秘訣です。

植物は言葉を話せませんが

その姿で「水が欲しい」「光が足りない」「病気かも」といったサインを送っています。

小さな変化に早く気づいて対応できれば、大きな問題になる前に解決できる可能性が高まります。

鉄甲丸が難しいと感じる状況の多くは、初期サインを見逃した結果かもしれません。

どんなところをチェックすれば良いか、具体的なポイントを挙げます。

観察チェックリスト

  • 葉っぱ
  • 体の部分(塊根:かいこん)
  • 全体

葉っぱ

  • 色つやは良いか? 黄色くなったり、茶色くなったりしていないか?
  • ハリはあるか? しおれていないか?
  • 変な斑点や、虫食いの跡はないか?

体の部分(塊根:かいこん)

  • 触ってみて、ぶよぶよと柔らかくなっていないか?(根腐れのサインかも)
  • シワシワになっていないか?(水不足のサインかも)
  • 傷や変色はないか?

  • しっかり乾いているか? 湿りすぎていないか?
  • カビが生えたり、変なにおいがしたりしないか?

全体

  • ひょろひょろと伸びすぎていないか?(光不足のサインかも)
  • さな虫(カイガラムシ、ハダニなど)がついていないか? 葉の裏もチェック!

変化に気づいたら?

「あれ?」と思ったら、この記事の他のルール(水やり、置き場所、土、季節)を見直してみましょう。

室内で育てている場合はこちらの記事も参考になるはずです!

まとめ:5つのルールで鉄甲丸をもっと楽しもう!

鉄甲丸=難しいを払拭する5つのルールをお届けしました。

5つのルールはこちらです!

  1. 水やりはメリハリが命! (乾いたら、たっぷり)
  2. 太陽大好き!置き場所を考えよう (明るく風通し良く)
  3. 保水性の高い土は苦手!水はけ一番 (根っこが呼吸できる土)
  4. 季節を感じて!温度管理のコツ (成長期と休眠期でメリハリ)
  5. よく見てあげて!小さな変化がサイン (日々の観察で早期発見)

いかがでしたか?

鉄甲丸は難しいと感じていた方も

この5つのポイントを押さえれば、きっと元気に育てられるはずです。

鉄甲丸は、ゆっくりと時間をかけて成長し、そのユニークな姿で私たちを楽しませてくれる魅力的な植物です。

ひとつひとつのルールは難しくないです。

焦らず、愛情を持って鉄甲丸の成長を楽しみましょう!

もし、途中で「あれ?」と思うことがあっても

この記事を読み返したり、情報を集めたりしながら

ぜひ挑戦を続けてみてください!

あなたが鉄甲丸の育成に対して、「難しい」から「楽しい!」に変わることを応援しています!

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