ハオルチアを育てていると
綺麗な状態でお迎えしたのにだんだん曇ってきた...という方いませんか?
砂漠の宝石と呼ばれる植物なのでどうせなら
透き通った葉の状態で育てたいですよね。
僕の持っている株も窓が曇ってきてしまいました。
↓同じ株です
そこでこの記事では
ハオルチアの窓が曇る原因と、その対策・改善方法を解説します。
結論、光量が原因です
窓が曇る原因を調べていると
様々な考えがありましたが、僕が一番納得した原因を紹介します。
試す場合は参考程度でお試しいただければと思います!
結論、窓が曇る原因は光の強さが関係しています。
自生地では岩場の影など直射日光の当たらない場所に自生しています。
そして、砂に半分埋まっていることもあります。
そのため、地上には窓の部分しか出ていないこともあり
もちろん直射日光は好みません。
そんな状況では葉緑素のある部分は砂に埋もれて光合成できないので、
窓を透明にして、葉の内側から光を取り込んでいると言われています。
つまり、光量がある程度少ない状態だと透明になってきます。
光量が多すぎると十分に光が足りるので
窓を曇らせて、これ以上光を取り込まないようにします。
間接的に影響している可能性があること
先ほど光量が多すぎると、窓を曇らせると説明しました。
つまり、光合成を必要とするときは窓を透明にして光を取り込み、
光合成が必要ないときは窓を曇らせて光量を調節しています。
そこで、光合成を阻害する原因も紹介します。
水不足
光合成には水を必要とします。
そのため水不足は光合成の効率を下げ
その結果、光を多く必要としなくなるため窓を曇らせる原因につながります。
極端な暑さ、寒さ
夏の暑さ、冬の寒さに当たることでも光合成効率を下げてしまいます。
ハオルチアは5度〜35度程度まで耐えることができますが
窓を曇らせたくない場合は、
適温の20度〜25度くらいで管理すると良いです。
適温でない温度では水も吸いにくくなるので、水不足につながります
根の不調
根腐れや植え替え時に根が切れてしまったなど
根に不調があると水を吸い上げる力がなくなってしまうので
水不足となり、曇りの原因になってしまいます。
対策と改善方法
日陰に置いて、十分に水やりすれば透き通った葉になってくれます。
室内の場合は育成ライトで5000〜6000ルクスくらいが良いです。
僕は室内で育成ライト6000ルクスくらいで当ててます
もしそれで改善しなかった場合は
温度は20〜25度で保てているか、根に不調がないか確認してみてください!
徒長させたくない場合は?
ハオルチアの葉を透明にするには日陰に置いて、十分に水やりすれば良いと言いましたが
勘の良いかたは気づいていると思います。
徒長してしまいますよね...
でも正直、徒長させずに窓を完璧に曇らせないのはかなり難しいと思っています。
なので、できるだけ徒長させずに、でもある程度窓も透き通っている状態を作る
僕なりの方法を紹介します。
まずは用土からで
水捌けの良いものを使用します。
僕が使っている用土はこちらです。
そして育成ライトで5000〜6000ルクスの光を当てます。
しっかりサーキュレーターも回して土の乾きを早くします。
しっかり水を与えて、でもすぐに用土を乾かすことで
必要以上の水の吸収を防ぎ、徒長させないようにします。
まとめ
今回はハオルチアの葉が曇る原因とその対策、そして間接的に影響していることを解説しました。
ハオルチアは日陰に置くことで窓を透明にします。
→光を取り込もうとするため
また、徒長が気になる方は
水捌けの良い用土を使い、サーキュレーターを回すことで
水やり後に余計な水分が土に残らず、徒長を防げます。
ハオルチアはプニプニした見た目の透き通った葉が特徴の植物です。
曇らせたくない、曇ってきた方の参考になり
皆さんのハオルチアが綺麗に育ってくれると嬉しいです。
ハオルチアの基本的な育て方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。