水はあげなくていいの?
日に当てた方がいいの?
インテリアや寄せ植えで人気のあるサボテンですが
どのように育てて良いか分からずお悩みではないでしょうか?
この記事では初心者にでも分かりやすく室内でのサボテンの育て方を紹介します。
でも実はサボテンって...
初心者にはちょっと難しい植物なんです。
100均やホームセンターにたくさん売っているので
多くの方が挑戦してみよう!と思うのですが
原産が砂漠地帯で日本の気候とはかなり違います。
なので健康に育てようと思うと結構気を使う植物です。
とりあえず枯らさなければ良い、とにかく簡単に育てたい、まずは最低限やるべきことを知りたい
という方はこちらの記事をご覧ください。
本格的に育てていきたい方はこの先も読み進めてもらえればと思います。
初心者にも分かりやすく解説しています!
サボテンの基本知識
サボテンの原産はメキシコ、中南米、南米で砂漠の乾燥地帯に自生します。
砂漠は雨がほとんど降らず乾燥しているため、体内に水分を溜めて生きています。
そのため、ある程度の日差し、暑さ、寒さには強いのが特徴です。
でも日本のような湿度がある環境は注意です!
ちなみに、トゲは葉が進化したものです
育成環境
僕が育てている環境を紹介します。
室内で7:00~19:00まで植物育成ライトを当てています。
大体2万ルクス超えくらいで当ててます。
3万ルクスくらいでも大丈夫ですが、水やりの頻度や土の種類によって調整すると良いです。
また24時間サーキュレーターで空気を循環させてます。
サボテンの育て方
光量は強めでOK
原産地は日差しが強いことから、光量は強めで大丈夫です。
直射日光に当たる場所、もしくは育成ライトでしっかり光に当てましょう。
真夏に水分の少ない状態で直射日光に当てるのは注意です。
葉焼けする可能性があるので、しっかり水やりするか直射日光を避けると良いです。
育成ライトで育てている方は、光量が一定なので気にしなくて大丈夫です。
適温は20~25度
生育期は20〜25度です。
それより低かったり、高かったりすると成長が遅くなったり、止まったりします。
成長が止まっても枯れることはないので安心してください。
暑さは日本の気候であれば気にしなくて良いのと
寒さは5度くらいまで耐えられるので冬でも大丈夫です。
成長を楽しみたい方はできるだけ20〜25度を維持しましょう
水のやり過ぎに注意
サボテンは乾燥地帯に自生していて水分を体内に蓄えることができます。
よくある枯らしてしまう原因が水のやりすぎです。
土や環境にもよりますが、しっかり土が乾ききってから水やりします。
最悪、表面に少しシワが寄ったら水やりでも良いです。
しっかり元に戻るので安心してください
高温多湿には弱いので夏の水やりに注意しましょう。
春秋はしっかり水やりして、完全に乾くまで放置を繰り返します。
また、15度以下では成長が止まるので、水やりしなくても大丈夫です。
1ヶ月に1回程度か、表面にシワが入ったら水やりでOKです。
30度超えのように暑すぎても休眠するので、その場合も水はあげすぎないようにします。
休眠時は水を吸わないので根腐れの原因になってしまいます。
他の多肉植物と同様ですね
そして乾燥を好むので葉水は不要です。
もし葉水してしまったり、外に出して雨に当たってしまって
表面がクタッとしてきたら思い切って、切ってしまって大丈夫です。
腐りが広がらないようにするのと、切った断面からは新しい株が出てきます。
土と肥料について
土は水捌けの良いものを使います。
それほどこだわる必要はなく
ホームセンターで売っているような市販の多肉・サボテン用の土でOKです。
肥料は春と秋のみ月1のペースで与えます。
夏や冬は水を吸わなくなるので、肥料を与えてしまうと
肥料が根に当たった状態が続き、肥料焼けを起こす可能性があります。
土に混ぜ込むタイプは夏や冬に残る可能性があるので
個人的には液肥や土の上に置くタイプをおすすします。
僕は液肥を使っています
Q&A
花は咲きますか?
品種によってピンクや黄色、白など様々な花を咲かせます。
紹介した基本の育て方を実施していただけていれば
毎年咲くのでしっかり楽しめます。
また、冬は温度を下げて、水を切って休眠させると良いです。
室内だと年中暖かくなっていることありますよね?
緩急をつけると咲きやすくなるので
なかなか咲かずに困っている方は試してみてください!
まとめ
サボテンは強い植物ですが水のやりすぎで枯らしてしまうことが多いです。
ちょっと気にかける点が多いですが
今回紹介したやり方をやってみてください。
光と温度は日本の気候ではそれほど気にしなくて良いので
少なくとも水やりだけは意識してみてください!
この記事をきっかけに少しでもサボテンを育てることを
楽しいと思っていただけると嬉しいです。