ハオルチアの育て方が分からない。
キレイな葉のまま育てたい...
このようなお悩みを解決します。
この記事では最近お迎えした方、園芸初心者の方に向けて
ハオルチアを室内でも元気に育てる方法を紹介します。
具体的には、光量、水やり頻度、室温、注意点などを詳しく解説します。
ハオルチアとは
南アフリカに自生する多肉植物で、比較的丈夫で初心者でも育てやすいです。
代表的なものだとオブツーサがあり、「砂漠の宝石」とも呼ばれます。
呼び名の通り、宝石のようなキレイな葉をしていることが魅力の一つです。
また、大きく分けて軟葉系(左)と硬葉系(右)に分類されます。
軟葉系は葉に厚みがあってぷにぷにしているものが多く、
硬葉系は葉先が尖っていてトゲトゲしているものが多いです。
基本的な育て方
ここでは室内での基本的な育て方を紹介します。
日当たり、水やり、室温、植え替えなど順番に説明するので実践してみてください!
直射日光には当てないようにしましょう
置き場所は直射日光が当たらない窓際が良いです。
どうしても当たってしまう場合は遮光しましょう。
植物の上に鉢底ネットを置くだけでも遮光になります
ルクス単位で言うと
明るくて1万ルクス、暗くても5千ルクスくらいが良いです。
育成ライトを使っている方は調整しやすいですね。
水やり頻度は室温によって変わります
基本的には土が乾いたらたっぷり水やりすれば大丈夫です。
しかし、室温が25度くらいになったら頻度落とします。
理由は、
気孔を閉じて蒸散をあまりしなくなり、根からも吸いにくくなるからです。
暑い中、土が乾かない状態が続くと根腐れのリスクがあるので水やりは控えます。
土が乾いてから2~3日後、鉢底から水が出ない程度(表面が湿る程度でも良い)の水やりで良いです
室内管理だとあまりないかもしれませんが5度以下になる場合は
春まで断水するか、月1回くらいの水やりで大丈夫です。
植え替え時期と用土
植え替えは春か秋にがおすすめです。
涼しい季節に成長するので
植え替えで根が切れてしまっても回復することができます。
そして、ハオルチアは下に根を伸ばすので深めの鉢に植えると良いです。
用土は水捌けの良い土を使って、肥料はマグアンプとオルトラン入れルト良いです。
葉がシワシワになってきたらどうすれば良い?
葉がシワシワになるのは水が足りないのが原因です。
水やり回数が少なかった場合は水やりで回復します。
真夏でしっかり水をやっていたのにシワシワになってしまった場合は
ただ水やりするだけでは回復しません。
ハオルチアは25度以上の環境では、
気孔を閉じて蒸散をあまりしなくなるため、根からも水を吸いにくくなります。
それで葉の水分がなくなってしまうんですね・・・
暑いところは苦手なんです
じゃあ、どうしたら良いでしょうか・・・
結論は簡単で、涼しい所に置けば水を吸ってくれます。
温度を15〜20度くらいに保てる場所に置けば良いです。
エアコンで室温を下げても良いですが、
寒いと思うので、保冷バッグに保冷剤と一緒に入れるのが良いと思います。
これを夜限定で行います。
温度計も一緒に入れて、15〜20度くらいで安定するまで保冷剤の量を調整しながら
こまめに温度を確認しましょう。
昼はいつもと同じ場所に置いてOKです!
2週間ほどかけてゆっくりと回復するので、気長に続けましょう。
復活することには気温も落ち着いて、
成長に勢い付けやすくなっているのではないでしょうか??
まとめ
ハオルチアは丈夫な植物ですが
キレイに育てるには、直射日光を避けたり温度を気にしたり
少し大変と思うかもしれません。
しかし25度以上では水を吸いにくくなって、成長が止まるんだな、と分かっていれば
向き合い方が分かって来ると思います。
見た目がキレイで興味を持つ方が多いと思いますので
少しでもこの記事が育て方参考になれば嬉しいです。