観葉植物を育てたいけれど、「手間がかかる」「すぐ枯れてしまう」ので手が出しにくい。
室内でも簡単に育つ植物ってあるのかな?
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
そんなあなたに、誰でも簡単に育てられる観葉植物を紹介します!
正しい選び方とちょっとしたコツさえ掴めば、とても簡単なのでぜひ参考にしてみてください。
この記事では、育てやすい植物の紹介と基本的なお手入れ方法まで解説します。
観葉植物の育てやすさのポイント
今回は観葉植物が育てやすいとされるポイントを3つ設定して紹介します。
基本的に以下のポイントを押さえているものは室内でも育てやすいと思います。
ポイント
- 水やり
・水やりが少なくて良い
・水やりのタイミングが分かりやすい
ペースやタイミングが分かりやすく、回数が少ないほど楽ですよね。 - 場所を選ばない
・室内のあまり日の当たらない場所でも育てることができる
・直射日光が当たってもOK
室内では日に当てるのが難しいので、なるべく日光を必要としない植物の方が良いですよね。 - その植物だけの良さ
・空気中を綺麗にしてくれる
・見た目が良い
・成長が分かりやすい
・育ちすぎない。(植え替えが少なく済みます)
せっかく育てるのであれば、その植物だけの良さも知っておきたいですよね。
これならできる!思わずお世話したくなるような、植物ごとの特徴も知っておきましょう。
育てやすい観葉植物7選!
観葉植物の中でも特に育てやすいものを7つ選びました。
これから紹介するものは初心者でも扱いやすく、簡単なお手入れで育てることができます。
ポトス
直射日光は避けましょう。光が少ない場所でもよく育ち、レースカーデン越しの窓辺が良いです。
水やりは土が乾いたらたっぷりと。
暑さには強いですが、寒さに弱いので温度は最低でも5度以上にしましょう。
室内であれば人が生活する温度になっているので安心ですね。冬に留守にする場合は注意しましょう。
サンスベリア
強い光を好まず、日陰でも育ちますが、多少は光のある方が葉っぱのハリがよくなります。
水も少なめでOKです。土の表面が乾いてから3日後くらいに水を与えましょう。
また、空気清浄効果が期待できると言われています。
ホルムアルデヒド、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン、ベンゼンなどの有害物質を除去してくれるみたいです。
ゼラニウム
外で育てているのを見かけることが多いですが、室内でも大丈夫です。
明るい場所を好みますが、強い直射日光は避けてください。
週に1〜2回の水やりで十分ですが、土の表面が乾いていない場合は控えましょう。
また一番の楽しみは花が咲くことです。3月から12月上旬くらいまで花が咲くので長期間楽しめます。
アロエ
強い日差しを好むので、窓辺に置くのが理想的です。
買ってきた場合も、お店で日の当たらない所においていた場合は徐々に日に当てるようにしましょう。
水は少なめでOKです。しっかり土が乾いたら水をやります。
温度も凍らないくらいの寒さまでは耐えられます。
また知っている方も多いと思いますが、キダチアロエという品種は葉の内部の果肉部分に肌の炎症を抑えたり、保湿効果があります。
アロエベラという品種は食品に使われます。
カラテア
直射日光は避け、半日陰くらいで育てます。
土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。そして高い湿度を好むため、霧吹きで葉に水を吹きかけてあげると良いです。
葉っぱの模様がくっきりと見えるのが特徴です。
品種によって、葉の模様が違ったり、葉が赤紫色だったりするのでお好みのアラテアを探してみてもおもしろいと思います。
フィカス
直射日光の当たらない明るい場所におきます。
成長が早く、大きくなりやすいのが特徴で、水やりは週1回くらいで大丈夫です。
よく見るゴムの木はフィカス属に分類されます。
ある程度大きなものは枝を曲げて仕立てていることがあるので、お好みの形を探すのも楽しみの一つです。
アイビー
明るい場所を好みますが、直射日光は避けましょう。
そこまで多くの水を必要としないので、土の表面が乾いたらたっぷりあげます。
ツタ状に成長するので、壁や棚に這わせることができます。
鉢から垂れ下がるようにしても動きが出て面白いと思います。
お手入れのポイント
植物の特性を理解していても、間違ったお手入れではうまく育てることはできません。
例えば水やりにしても、週1回と言われてもどれくらいの量をあげれば良いかわからないですよね…
なのでここでは適切なお手入れの方法を紹介していきます!
このポイントを知るだけで植物を健康に育てられます。
水やりのコツ
土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう....
たっぷりってどれくらい?って思いますよね。
鉢底から水が出るまでです!
あと、「週に○回あげましょう」と上で書きましたが、これも注意が必要です。
週に1回と書いていたとしても、あくまで目安で
環境によっては土が乾きにくい場合もあるので、
土の表面が乾いていない場合はもう少し期間を空けましょう。
光の量
日陰とか、半日陰とか、どれくらい暗ければ日陰なのか分からないですよね。
だいたいの目安をまとめたので参考にしてみてください。
直射日光:文字通り、直接日光が当たる場所
日なた:1日に6時間以上日光が当たる場所
半日陰:1日に2〜3時間ほど日光が当たる場所(木漏れ日程度も該当します)
日陰:1日中直射日光が当たらない場所
その場所が明るいかどうかではなく、どれくらい光が当たるかで考えると良いです
土の種類
通気性と排水性の良い土、と言われてもどんなものを選べば良いか分からないですよね。
そして植物によって最適な土は変わります。
排水性を良くするとは言っても、少しは保水性の高い土を混ぜる必要があり
これがいい!と言い切れません...
ただ、今回紹介した植物はホームセンターでも売っている観葉植物用の土で大丈夫です!
アマゾンで購入される場合は、こちらがおすすめです!
似たようなものをホームセンターで買っていただいても大丈夫です。
よくある質問
観葉植物を育てる際に、初心者の方からよくある質問と回答をまとめました。
また、事前に知っておくと予防にもつながりますので、ぜひ目を通しておきましょう!
Q1: 葉が黄色くなるのはなぜ?
A1: 葉が黄色くなるのにはさまざまな理由がありますが、水や日光の過多または不足が考えられます。上の葉から黄色くなる場合は、水不足か日光過多です。下の葉から黄色くなる場合は水のあげ過ぎか日光不足です。思い当たることがありましたら改善してあげましょう。
その他にも害虫、肥料のあげ過ぎ、根腐れ、急激な環境の変化も原因になります。
Q2: 植物が枯れてしまう主な理由は?
A2: 枯れる最も一般的な理由は、水やりが不適切であることが多いです。水のやり過ぎや不足が原因で枯れてしまうことがあります。植物の種類に合わせた水やりを心がけ、通気性の良い土を使用し、定期的に植え替えを行うことが重要です。
「お手入れのポイント」で紹介した内容を意識していただくと問題ないと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分にも育てられそうな植物は見つかりましたか?
観葉植物はインテリアとして置くことで日々の癒しになったり
成長を感じる内に愛着が湧いてきたりします。
今回紹介した植物はお手入れが簡単で、さらにお手入れ方法まで解説したのでしっかり実践していただき、
今までうまく育てられなかった方でも観葉植物を楽しんでもらえると嬉しいです。