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アガベの土って、何をどれくらい混ぜればいいのか迷いますよね。
赤玉土?軽石?それとも市販の土で十分?
答えはシンプルで、水はけを最優先にした配合なら大きく外しません。
僕は室内のアガベを「軽石7:赤玉土2:燻炭(くんたん)1」の土で育てています。
この配合にしてから、土が原因で調子を崩したことはありません。
この記事では、アガベの土の配合と、その理由・作り方・鉢の選び方までまとめました。
アガベの土の配合で一番大事なのは水はけ

アガベの土選びで最優先にしたいのは、水はけのよさです。
アガベは乾いた土地の植物で、厚い葉に水をためておけます。
その反対に、土がいつまでも湿ったままだと根が傷みやすく、根腐れの原因になります。
僕の考えは「水はけ重視にしていれば、土で失敗することはない」です。
実際、この考え方で土を作るようになってから、土が原因の失敗は一度もありません。
「水はけがよすぎると、すぐ乾いて困らない?」と思うかもしれません。
でもアガベは乾燥にとても強く、水を切らしたくらいではすぐに枯れません。
困るのは、むしろ乾かなすぎることです。
迷ったら、水捌け重視。
アガベの土は、これを基準に考えればOKです。
僕の配合は「軽石7:赤玉土2:燻炭1」

僕がアガベに使っている土の配合は、次のとおりです。
| 用土 | 割合 | 粒の大きさ | 役割 |
|---|---|---|---|
| 軽石 | 7 | 小粒 | 水はけと通気 |
| 赤玉土 | 2 | 小粒 | 水と肥料を少し持たせる |
| 燻炭 | 1 | ― | 通気と水はけを補う |
混ぜているのはこの3種類だけです。
鹿沼土や日向土などは入れていません。
軽石(7)は水はけと通気の主役
軽石は小さな穴がたくさん空いた石で、水がよく抜け、空気も通ります。
そのかわり、水をためておく力はほとんどありません。
この軽石を7割入れることで、水やりのあとに鉢の中が早く乾く土になります。
アガベの土の配合の中心は、この軽石です。
赤玉土(2)で水と肥料を少しだけ持たせる
赤玉土は、水や肥料を持たせる力がある土です。
軽石だけだと水が抜けすぎるので、赤玉土を2割混ぜて、ほんの少しだけ水分と肥料が残るようにしています。
割合を2にとどめているのは、赤玉土を増やすほど土が乾きにくくなるからです。
燻炭(1)で通気と水はけを補う
燻炭は、もみ殻などを焼いて炭にしたものです。
軽くて通気性と水はけがよく、土に混ぜるとすき間を作ってくれます。
性質はアルカリ性です。
一般的な配合より軽石を多くしている理由
アガベの土の配合を調べると、軽石は5割前後というレシピが多い印象です。
僕はそれより多い7割にしています。
理由は、アガベを「締めて育てる」ためです。
水はけのいい土で、水と肥料を控えめにし、間延びさせずにがっしりした株に育てる。
そのための土が、軽石多めの配合です。
あわせて、植え替えも半年〜1年に1回とかなり早めのペース。
一般的には2〜3年に1回と言われることが多いので、だいぶ頻繁なほうです。
赤玉土は使っているうちに崩れて細かくなり、少しずつ水はけが落ちていきます。
その前に、新しい土へ入れ替えるペースです。
水やりは、季節や株の大きさで変わりますが、基本は週1回です。
水やりのタイミングに迷うなら、アガベの水切れのサインを知っておくと判断しやすくなります。
→ 【保存版】アガベの水切れサインと対処法
アガベの土の作り方
配合した土は、次の手順で作っています。
- 軽石と赤玉土を、どちらも小粒でそろえる
- ふるいにかけて、細かい粉(微塵:みじん)を抜く
- 軽石7・赤玉土2・燻炭1の割合で混ぜる
- 植え替えのときに、緩効性肥料のマグァンプKを規定量混ぜる
微塵は必ず抜く
袋から出したままの軽石や赤玉土には、細かい粉がまざっています。
この粉が土のすき間を埋めると、せっかくの水はけが落ちてしまいます。
ふるいにかけるのは、正直ちょっと面倒。
でもここを省くと軽石を7割入れた意味が薄れるので、配合する前に毎回抜いています。
肥料は混ぜ込む分だけ
肥料は、植え替えのときにマグァンプKを土に混ぜる分だけです。
アガベはもともとやせた土地の植物なので、肥料を多くすると間延びしたり、葉の色が薄くなったりします。
量はパッケージに書かれた規定量を守っています。
鉢底石はいらない?鉢の選び方

僕は、アガベの鉢に鉢底石を入れていません。
軽石7割の土で、水はけに困ったことはありません。
鉢は、育てている段階で使い分けています。
- 育てている途中の株:スリット鉢
- ある程度育った株:プラ鉢か陶器の、好きなデザインの鉢
スリット鉢は、側面と底に切れ込みが入った鉢です。
根が鉢の中でぐるぐる巻きになりにくい作りとされていて、株を大きくしたい時期に使っています。
形が整ってきたら、見た目も楽しめるお気に入りの鉢に移します。
鉢を替えても、土の配合は同じです。
市販の土を使うのもあり
小さな株なら、市販の土を使うのも十分ありです。
僕も小さい株には、プロトリーフなどの市販の土を使うことがあります。
市販の土を選ぶなら、サボテン・多肉植物用や塊根植物用のように、水はけのよさをうたっているものを選ぶと安心です。
袋の原料に軽石や赤玉土が多く入っているものが、配合の考え方にも近くなります。
塊根植物用の土なら、たとえばこちらです。
株が大きくなってきたら、僕は自分で配合した土に切り替えています。
最初は市販の土で始めて、慣れてきたら配合する流れでも大丈夫です。
よくある質問
Q:鹿沼土や日向土は混ぜなくていいですか?
僕は混ぜていません。
軽石・赤玉土・燻炭の3種類だけで、土が原因の失敗はありません。
Q:植え替えはどのくらいの頻度ですか?
僕は半年〜1年に1回、植え替えています。
赤玉土が崩れて水はけが落ちる前に、新しい土に入れ替えるイメージです。
Q:市販の土だけで育てても大丈夫ですか?
小さい株なら大丈夫です。
水はけのよさをうたっている多肉植物用・塊根植物用の土を選んでください。
Q:この配合はほかの多肉植物にも使えますか?
水はけをかなり重視した、アガベ向けの配合です。
植物によって合う土は変わるので、ほかの植物には、その植物に合わせた配合を選んでください。
まとめ:アガベの土は水はけ最優先でOK
- アガベの土の配合は、水はけを最優先にする
- 僕の配合は「軽石7:赤玉土2:燻炭1」。どれも小粒で、微塵は抜く
- 一般的なレシピ(軽石5割前後)より軽石を多くして、締めて育てる
- 鉢底石は入れない。育成中はスリット鉢、育ったら好きな鉢へ
- 小さい株なら、水はけのいい市販の土でも十分
土を水はけ重視にしておけば、アガベ栽培はぐっと安定します。
品種ごとの育て方は、こちらの記事で紹介しています。
→ アガベ・チタノタ:Agave titanotaの育て方【室内】
→ 【初心者必見】アガベ白鯨の育て方|失敗しない管理法まとめ